キユーピー基金の給付設計

基金の年金は、会社の退職金制度に基づいて設計され、退職時の累積ポイント額が原資となって年金としてうけることができます。

入社2年を経過したときに「脱退一時金」、20年*を経過したときに「年金」の受給権が発生します。年金は20年の保証期間期間内はうけ取りが保証され、亡くなった場合、ご遺族が残り期間分をうけ取ることができます。がついた確定年金です(この年金は一時金に代えてうけ取ることができます)。
*2012年12月1日の時点の加入者で、40歳以上50歳以下で基金に加入した方は10年以上あれば年金がうけられます。

在職年数と受給権の発生時期

年金は60歳からうけることができますが、本人の希望により、受取開始は65歳まで1歳単位で繰下げることができます。

受取開始年齢を繰下げた場合、20年から繰下げた年数を差し引いた期間が年金の受取期間となります。

年金と一時金は25%刻みで選択することができます。一時金を一部選択した場合の年金額は、100%から選択割合を差し引いた金額となります。

年金を一時金に代えてうけ取る場合、選択時期は受取開始時または年金をうけ始めて5年経過後となります。すでに一部一時金をうけ取っていた場合、残り割合分のすべてを一時金でうけ取ることになります。

年金の受取期間と開始時期

☛このケースでは、60歳時点で一部を一時金としてうけ取ることができます。 その後、年金をうけ始める63歳、そして5年経過後の68歳以後にも一時金選択の機会がありますが、その場合には、残り年金原資のすべてを一時金でうけ取ることになります。年金でのうけ取りはなくなりますのでご注意ください。

一時金を選択したときの年金の受取割合